『神との対話』を読んで 第3章 その4 何ごとも、変わっていく

この本が問いかけること:苦しい時は、ずっと続くのか

うまくいかない時、私たちは、この苦しさがずっと続くような気がします。

「どんなこともいつまでも同じままではいないし、静止してはいない。」

ニール・ドナルド・ウォルシュ著、吉田利子訳『神との対話』サンマーク出版、1997年

どんな状況も、いっときのものだ、とも書かれています。そして、どちらへ変わるかを決めるのは自分だ、と続きます。

ただし、問題を無視しなさい、ないふりをしなさい、という意味ではない、と本は断っています。そのうえで、その状況を、悪いこと、恐ろしいことだと決めつけると、その考えが、苦しい時間を長引かせてしまう、と書かれています。

読んで思ったこと

高校生の時、勉強が嫌いで、早く卒業したいと思っていました。

社会人になって、やっと分かりました。
高校で頑張ったからこそ、今、笑っていられる自分がいるのだと。

たとえば、こんな時:大きなミスをした夜

仕事で大きなミスをした夜。
布団の中で、何度も同じ場面を思い返して、「もう終わりだ」と思ったことはありませんか。

けれど、一年前の今ごろ、何に悩んでいたか、思い出せるでしょうか。
あんなに眠れなかった悩みも、いつの間にか形を変えています。

今夜の苦しさも、同じままではありません。
「もう終わり」ではなく、「今は、こういう時」。
そう言い換えるだけで、明日の一歩が少し軽くなります。

読む時に

つらい状況を、無理に「良いこと」だと思い込む必要はありません。病気や、大切な人を失った悲しみのように、時間だけでは変わらないこともあります。ここで考えたいのは、毎日の中で「もう終わりだ」と決めつけてしまう、心の動きです。

ここでご紹介したのは、本の中のほんの一節です。
この先の対話は、ぜひ本を開いて味わってみてください。
※「」の中の言葉だけが本からの引用で、ほかは私たちの読み方です。

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